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新田検地(しんでんけんち)

江戸初期に実施された総検地後に開発された新田を対象とする検地。その新田に鍬下(くわした)年季がある場合は,年季があけた翌年に実施された。新田が小規模なときはすぐには実施されないこともある。検地により確定された石高は既存の村高(古高・本田高)に加算されたが,新田の規模が大きいときは新たに村が立てられた。幕府は1726年(享保11)8月に新田検地条目を定め,検地の仕方を示した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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