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新国史(しんこくし)

「続三代実録」とも。六国史(りっこくし)の最後である「三代実録」に続いて編纂された官撰歴史書。「本朝書籍目録」によれば,40巻で大江朝綱もしくは藤原実頼の撰と伝える。「拾芥抄」は50巻という。逸文しか現存しないため詳細は不明だが,宇多・醍醐天皇の2代あるいは朱雀(すざく)天皇を加えた3代の国史だったらしい。編纂のために撰国史所が設置された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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