邪馬台国(やまたいこく)の女王卑弥呼(ひみこ)が中国の魏の皇帝から与えられた称号。239年,卑弥呼の朝貢に対し下賜された金印に刻まれたのは,この称号であろう。称号授与は倭国が魏の冊封(さくほう)体制下に入ることを意味し,これにより卑弥呼は倭国での指導権の強化を図ったものと考えられる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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