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宸記(しんき)

御記(ぎょき)・御日記とも。天皇の日記。平安中期の宇多天皇以後,江戸末期の孝明天皇に至るまで37代が確認されるが,ほとんどが抄本や逸文・断簡で,原本がまとまって残っているのは「花園天皇宸記」などわずかである。内容は宮廷の儀式や学問・文芸関係が中心であるが,南北朝時代のものなどには皇位継承に関する政治的な記事もみえる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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