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新海竹太郎(しんかいたけたろう)

生没 1868.2.5~1927.3.12 明治・大正期の彫刻家。山形県出身。仏師の家に生まれる。後藤貞行・小倉惣次郎に学び,1900年(明治33)ドイツに渡り,ベルリンでヘルテルに師事,官学派の古典主義の彫塑を学ぶ。02年帰国し,太平洋画会彫刻部を主宰。07年第1回文展で「ゆあみ」が好評を得る。17年(大正6)帝室技芸員,19年帝国美術院会員となった。晩年は東洋芸術に傾倒,「老子」などを制作した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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