近世,町飛脚の早便の別称。また三度飛脚をさすこともある。町飛脚の三度飛脚は月3度,大坂・京都と江戸の間を結んだが,普通便の並飛脚は8~9日間を期限とし,昼間のみ往来した。普通便に対して特別に急行便として早飛脚を設け,昼夜をとわず差し立てて,大坂・江戸間の配送を5~6日を限りとしたのでこの名がある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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