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浄智寺(じょうちじ)

神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺。金峰山と号す。鎌倉五山の第4位。1281年(弘安4)に死去した北条宗政の菩提を弔うために妻と子師時が創建。実際の開山は南洲宏海(なんしゅうこうかい)であるが,師の大休正念(だいきゅうしょうねん)・兀庵普寧(ごったんふねい)の2人に開山の名誉を譲ったために3人の名が連なる。鎌倉時代の木造地蔵菩薩坐像(重文),室町時代の木造三世仏坐像,南北朝期の木造大休正念像・木造南洲宏海像などがある。境内は国史跡。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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