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障子(しょうじ)

屋内の間と間の隔てに立てて人目を防ぐもの。もとは板戸・襖(ふすま)・明(あかり)障子・衝立(ついたて)・屏風(びょうぶ)などの建具の総称だが,現在は明障子をもっぱらさす。「日本後紀」弘仁3年(812)2月3日条に「障子四十六枚西寺に施入す」とある。京都御所紫宸殿(ししんでん)の母屋の中央にある玉座の背後に,柱と柱の間に1枚はめこみになって左右に開閉できない賢聖(けんじょう)障子は,木枠の中に絹張りの厚紙をとりつけ絵画を施したもので,襖の最古の形式という。宇多天皇の頃にはめた記録がある。台の上に枠をさしこめるようになっているのが衝立障子で,明障子はその一種。明障子は屋内の機能が分化するにつれて,遣戸(やりど)とともに平安後期からしだいに使われた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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