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正作(しょうさく)

荘園内の荘官や地頭の直営田。12世紀初めには荘園領主の直営地をさし,用作・佃(つくだ)ともよばれた。経営は多くが下人・所従など家内奴隷を使役して行われた。「庭訓(ていきん)往来」や1238年(嘉禎4)10月19日の六波羅下知状によると,小百姓に食料(じきりょう)を与えて使役する雇作も行われていた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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