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彰考館(しょうこうかん)

常陸国水戸藩2代藩主徳川光圀(みつくに)によって始められた「大日本史」編纂局。1657年(明暦3)江戸駒込の別邸内に編纂局が開かれ,72年(寛文12)に小石川の本邸に移り,彰考館と称した。のち水戸に移されるなどしたが,光圀死去後は江戸と水戸の両方にわかれた。1830年(天保元)には江戸を縮小,水戸を中心とする。明治維新以後も「大日本史」編纂を続け,1906年(明治39)の完成後に閉館。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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