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春屋妙葩(しゅんおくみょうは)

生没 1311.12.22~88.8.12 鎌倉末~南北朝期の臨済宗の代表的な禅僧。諱は妙葩,字は春屋。諡号は智覚普明国師。甲斐国の平氏の出身。夢窓疎石(むそうそせき)の甥。1325年(正中2)夢窓に従って得度。夢窓や鎌倉浄智寺の竺仙梵僊(じくせんぼんせん)らを師として修行。35年(建武2)以降京都に移るが,69年(応安2・正平24)から約10年間,丹後国雲門寺に隠棲。79年(康暦元・天授5)に南禅寺の住持となり,また天下僧録として全国の禅寺・禅僧を統轄した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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