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集成館(しゅうせいかん)

鹿児島藩の兵器製造を中心とした工場。島津斉彬(なりあきら)が1852年(嘉永5)創業,57年(安政4)命名。1200余人の職工を擁して,反射炉による鋳砲,水車動力による砲身の切削加工,地雷・水雷・刀剣などの兵器製造のほか,ガラス・陶器・紙・工具など幅広い生産を展開した。58年斉彬が没すると事業は縮小されて兵器製造に専念。62年(文久2)には鋳銭事業にも着手した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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