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囚人労働(しゅうじんろうどう)

明治期に鉱山や土木工事に囚人を使用したこと。明治初年に始まり,1881年(明治14)樺戸(かばと)(北海道),82年空知(そらち)(同前),83年三池(福岡県)に各集治監を設置,多くの囚人を北海道開拓や幌内(ほろない)炭鉱・三池炭鉱で使用した。しかし過酷な労働条件への批判も高まり,日清戦争後急速に衰退し,1919年(大正8)樺戸の廃監,31年(昭和6)三池囚人労働の全廃で終わる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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