1. 用語
  2. 日本史 -し-
  3. 錫杖(しゃくじょう)

錫杖(しゃくじょう)

(1)杖の上部にある金属性の輪形に,6ないし12個の小環をつけた法具。僧がもつ十八物(じゅうはちもつ)の一つで,遊行僧が携帯した。これを鳴らす音によって障害や煩悩を払い,智慧(ちえ)を得ることができるとされる。地蔵像には錫杖をもつものが多い。(2)仏教歌謡である声明(しょうみょう)の曲名。宗派によって音曲は異なるが,華厳・天台・真言各宗に伝わる。天台宗では,四箇(しか)法要に用いるのを三条錫杖,施餓鬼(せがき)や葬儀に用いるのを九条錫杖という。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう