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下田奉行(しもだぶぎょう)

江戸幕府の職名。遠国奉行の一つ。伊豆国下田で江戸に入る船舶と積荷を検査した役人。1616年(元和2)設置といわれ,はじめ今村氏が代々勤めた。96年(元禄9)2人役となったが,1702年に再び1人役。20年(享保5)番所が相模国浦賀に移転し,奉行も移動,浦賀奉行となった。海防が急務となった1842年(天保13)再置され,2年後いったん廃されたが,54年(安政元)復活。役高1000石。役料1000俵。老中支配。芙蓉間席。60年(万延元)廃止。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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