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島津忠義(しまづただよし)

生没 1840.4.21~97.12.26 幕末期の大名。薩摩国鹿児島藩主。父は久光。はじめ茂久。1858年(安政5)伯父斉彬(なりあきら)の急死により祖父斉興を後見として相続。同年安政の大獄の余波で動揺する藩内を鎮めるため,直筆の諭書を「精忠士面々」に下す。斉興死後,久光が国父として実質的に藩政をみた。67年(慶応3)王政復古の大号令後,議定となり,69年(明治2)萩・高知・佐賀3藩とともに版籍奉還を奏請。藩知事となる。のち公爵,貴族院議員も務めた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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