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七大寺(しちだいじ)

南都七大寺・南都七堂・奈良七大寺とも。平城京およびその周辺にあって南都の教学・仏事を担った七つの大寺の総称。呼称の初見は「続日本紀」天平勝宝8年(756)5月丁巳条。当初の構成は藤原京から移建した大安寺・薬師寺・元興寺に興福寺・東大寺を加えた五大寺以外は不明。のち西大寺と法隆寺を加えるのを通例とするが,唐招提寺(とうしょうだいじ)・弘福寺・新薬師寺を加えたり,興福寺・薬師寺・法隆寺・西大寺・大安寺・法華寺・清水寺をあてる説もみえる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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