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事大党(じだいとう)

李朝末期の朝鮮宮廷内の保守派。1882年の壬午(じんご)事変後,日本支持下の金玉均(きんぎょくきん)・朴泳孝(ぼくえいこう)らの独立党に対抗して,清国の勢力に従属する閔(びん)氏一派の閔台鎬(だいこう)・閔泳翊らを中心に結成し,政権を獲得した。84年の甲申(こうしん)事変をへて,清国の朝鮮支配の強化によって政権を維持した。日清戦争にともない独立党が台頭して勢力は衰え,95年10月の閔妃殺害事件を契機に崩壊していった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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