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住友銀行(すみともぎんこう)

住友財閥の機関銀行。1895年(明治28)11月に旧来の金融業を編成替えし,資本金100万円,個人経営の住友銀行として銀行業を開始。住友の信用を背景に五大銀行の一つとして,金融界に大きな勢力をもった。本店は大阪。住友財閥傘下の企業を取引対象とするとともに,第1次大戦期に国際金融に進出,関西を中心に九州・名古屋方面に営業範囲を広げた。1948年(昭和23)に大阪銀行と改称,52年に再び住友銀行の名称となる。第2次大戦後は豊富な資金力をもって住友系企業の復興・再結集にあたり指導的立場にたった。2001年(平成13)三井グループのさくら銀行と合併し,三井住友銀行となる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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