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薄田泣菫(すすきだきゅうきん)

生没 1877.5.19~1945.10.9 明治・大正期の詩人・随筆家。岡山県出身。本名淳介。中学中退後独学し,上京後も苦学する。キーツなどの英詩を愛読。ソネットなど詩形の試みを収める「暮笛(ぼてき)集」(1899刊)で世に認められた。浪漫的文語定型詩の珠玉の詩編を収める「白羊宮(はくようきゅう)」により,蒲原有明(かんばらありあけ)と詩壇の双璧をなした。1913年(大正2)から「大阪毎日新聞」に勤務し,学芸部長などを務め,連載随筆「茶話(ちゃばなし)」で好評を博した。「薄田泣菫全集」全8巻。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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