杉山元治郎(すぎやまもとじろう)
生没 1885.11.18~1964.10.11 大正・昭和期の農民運動家。大阪府出身。東北学院神学部別科卒。牧師になり,農村問題に開眼する。1921年(大正10)大阪で賀川豊彦と協議,翌年日本農民組合を結成,委員長となる。26年(昭和元)労働農民党初代委員長,以後の分裂・合同の歴史ではおおむね中道派に属す。32年以後,代議士当選連続4回。第2次大戦後再建日本農民組合顧問となり,一時公職追放されたが51年国会に復帰し,55年に衆議院副議長に選出された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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