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枢密顧問官(すうみつこもんかん)

枢密院を構成する主要な官職。1888年(明治21)4月,枢密院設置とともに40歳以上の「元勲及練達ノ人」から任命。天皇の諮問に応じて重要国務を審議することを任務とした。当初12人で宮中保守派の有力者が多数を占めた。のち増員され,大正期以降は24人。古参の官僚出身政治家が多く任命され,政党内閣とはしばしば対立した。1947年(昭和22)5月,枢密院とともに廃止。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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