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吉雄耕牛(よしおこうぎゅう)

生没 1724~1800.8.16 江戸中期のオランダ通詞・蘭方医。名は永章,通称は定次郎・幸左衛門・幸作,耕牛は号。1737年(元文2)稽古通詞,42年(寛保2)小通詞,48年(寛延元)大通詞となり,90年(寛政2)まで勤務。出島のオランダ商館医から医術を学ぶ。「因液発備」などの訳著があり,杉田玄白らとの交流が深く,「解体新書」に序文を寄せる。家塾成秀館には各地から入門者が集まった。吉雄邸2階のオランダ風の座敷は有名。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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