1. 用語
  2. 日本史 -よ-
  3. 預金封鎖(よきんふうさ)

預金封鎖(よきんふうさ)

第2次大戦直後のインフレーション対策として,1946年(昭和21)2月預貯金の払出しに制限を加えた措置。金融緊急措置令・日本銀行券預入令により,1人100円に限って旧紙幣と新紙幣の切換えを図るとともに,それ以外の旧紙幣を金融機関預金として封鎖した。そして一定額の生活資金・事業資金のみ制限枠内の引出しを認可したが,インフレ対策としての実効性に乏しく,47年5月制限枠撤廃に至った。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう