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陽明文庫(ようめいぶんこ)

近衛家伝来の文書・記録・図書・美術品などを収蔵する文庫。京都市。その名は室町時代からみえるが,現在地において一括保存されるようになったのは,1938年(昭和13)近衛文麿(ふみまろ)によってである。文書・記録類が数十万点,図書類が数万冊といわれ,そのなかには「御堂関白記」「後二条師通記」(いずれも国宝)など近衛家代々の日記をはじめ,「陽明世伝」と称される古典籍,歴代の宸翰・宸筆多数を含む。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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