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4コマでイラン革命 〜西欧化の先進国とみなされていたイランに何がおきたのか?〜
2019年、41年ぶりに日本から首相が訪問したイラン。かつて、イランは西欧化の先進国とみなされていました。そんなイランでイスラーム革命が起こったことは、世界に大きな衝撃を与えました。今回は、そんなイラン革命が起きるまでを4コマで振り返ります。
4コマでイラン革命
関連用語
イラン革命
パフラヴィー朝が打倒され,イラン・イスラーム共和国が樹立された「イスラーム革命」。近代化を強権的に押し進めたパフラヴィー2世への種々の不満は,石油収入急増(1974年)に際する富の不公平な分配などによって急速に高まった。
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イラン
西アジアのイラン高原を中心とする地域。前8世紀末にメディアが建国され,ついで前6世紀にアケメネス朝が興り,西アジアの広大な地域を支配したが,前4世紀アレクサンドロス大王に滅ぼされ,セレウコス朝,パルティアが前3世紀から約500年間支配した。
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パフラヴィー朝
1925~79 カージャール朝を廃したレザー・シャーにより創始された。1941年,英露の強制により息子パフラヴィー2世に譲位。
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レザー・シャー
1878~1944(在位1925~41) イランのパフラヴィー朝の創設者。カスピ海南岸の出身。若くしてカザーク兵団に入り,1921年カージャール朝末期にクーデタに成功。
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パフラヴィー2世
1919~80(在位1941~79) スイスなどで教育を受けたのち,1941年,英露の強制により退位した父レザー・シャーのあとを受け即位。
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モサデグ
1880~1967 イラン石油国有化を行った政治家。
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イラン・クーデタ
1953年に起こったイランでの反動クーデタ。
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白色革命
イランのパフラヴィー2世による広範な近代化・西洋化プログラムの総称。
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イラン石油国有化
イランの石油採掘は1901年に始まり,アングロ・イラニアン石油会社が採掘利権を継承した。利権料率はイランに有利に改訂されたが,第二次世界大戦後の民族運動で石油国有化要求が強まるなかで,イラン議会は51年石油国有化法を可決した。
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イラン石油国有化
①〔第1次〕1948年にイスラエルが独立宣言をしたことに反対し,アラブ諸国がパレスチナに進撃したことから始まる。イスラエルにとっては独立戦争,アラブ側はパレスチナ戦争と呼ぶ。
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石油危機
oil crisis オイルショックともいう。・〔第1次〕1973年10月,第4次中東戦争を契機としてアラブ産油国がとったイスラエル寄りの国々への石油禁輸という政治的戦略と石油輸出国機構(OPEC)による原油価格の大幅引上げとによってもたらされた世界経済の混乱。
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ホメイニー
1902~89 イランのイスラーム法学者,政治家。1963年,アメリカへの従属と強引な近代化を進めるパフラヴィー2世を批判し,国外追放されイラクに移る。
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