仏道を習うとは、自己を習うことである。自己を習うとは、自己を忘れることである... 鎌倉時代 曹洞宗の開祖 道元 『正法眼蔵』 自分自身について考えることは大切だが、自分の中に引きこもり、... | 2018/11/07
人間の弱さは、それを知っている人たちにおいてより、それを知らない人たちにおい... フランスのモラリスト・科学者 パスカル 『パンセ』 人間はだれしも弱さをもっている。その弱さを自覚してい... | 2018/09/26
あらゆる生きとし生けるものが安楽であるように、平安であるように、心から安楽で... ブッダ 『スッタニパータ(経集)』 命はうれしいものであるが、同時にはかなく、もろいものである。うれしい... | 2018/09/10
心を観るとは、自分の心を観察して、その中に本来そなわっている仏の世界から地獄... 鎌倉時代 日蓮宗の開祖 日蓮『観心本尊抄』 仏の世界や地獄はどこにあるのか? 日蓮は、それらがおのれの心... | 2018/08/23
性格的な徳は、感情や行為においての超過と不足の中間(中庸)に存在する。 古代ギリシアの哲学者 アリストテレス『ニコマコス倫理学』 なにごとも度をこしてやり過ぎても、また、不足し... | 2018/08/06
もろもろの怨みは怨みによっては鎮まらない。されど怨みなきによって鎮まる。これ... ブッダ 『ダンマパダ(法句経)』 怒り、怨み、憎しみは強いエネルギーをもつ負の心理作用である。憎しみの感... | 2018/07/20